Microsoft Access を使用することで、会社の様々な業務データを管理する基幹システムや外部ツールと連携したサブシステム、特定の機能に限定した単機能ツールなど様々なタイプの業務システムを構築することができます。
- 市販のパッケージソフトでは価格も高いしオーバースペックで導入しにくい
- クラウドソフトでは自社の業務にフィットしない
「とは言ってもフルスクラッチのシステムでは開発価格が高すぎる・・・」といった悩みもMicrosoft Access を使えば柔軟に解決できます。
また、アクセルカンパニーでは Access や Excel と連携したスマホアプリの開発も可能です。
このページでは、Access を使ってできることや Access を使うメリット・デメリットだけではなく、実際のシステム開発事例なども交えて「Microsoft Access でできること」を紹介しています。
Microsoft Accessでできること
基幹システムの開発
請求管理・生産管理・在庫管理・顧客管理・債権管理など、業務を支えるあらゆるシステムを構築することができます。データベースはSQLServerを使用します。
サブシステムの開発
SalesForce、Slile、OBIC7、勘定奉行、弥生、InfoMart、BistoroMate、jinjer勤怠、ジョブカンなどデータ出力機能のあるシステムであればデータコンバートツールを使い他のシステムと連携したサブシステムを構築することができます。
単機能ツール
試験結果グラフ化ツール、重回帰分析ツール、撮影機能付検査写真管理ツール、バーコード検品ツール、REIDカード入退出ツールなど、Excelを使用したソフトウェアや入出力デバイスを使用した単機能アプリケーション作成します。
Excel、Access連携の
スマホアプリの開発
営業日報、在庫確認、ピッキングリスト、見積作成など、社内にあるExcelやAccessデータを外部から閲覧・編集ができるスマートフォンアプリを作成します。
Microsoft Accessのメリットとデメリット
Accessのメリット
- 他言語の開発に比べて、安く短納期で開発できる
- ブラックボックスにならない
運用環境が単純であるため、引っ越し・入れ替えなども開発ベンダーに頼ることなく、ユーザー様で行うことができます。
また、Accessはエンドユーザー向けに開発されたアプリケーションですので、学習次第によりユーザー様がデータの参照、プログラムの編集・加工をすることも可能です。
- ExcelやWordといったOffice製品との連携が行いやすい
例えば、これまでExcelで入力してきたデータをAccessに移行したり、Accessから必要なデータだけをExcel用に抜き出して使用するといったことも可能です。
Accessのデメリット
- Accessをインストールする必要がある
Accessで作成したシステムを使用するには、Microsoft Accessをインストールする必要があります。
Webアプリの場合はブラウザさえあればどのような端末でも利用できますが、Microsoft AccessがインストールされたWindowsパソコンでなければ使用できません。
このためAccessは、娯楽用アプリケーション開発ツールとして使用されることはなく、ほとんどが社内向けの業務用アプリケーションの開発用として用いられています。
なお、AccessのインストールはMicrosoftから公開されている無償のRuntime版をインストールすることで、コストをかけずに行うことができます。